スクアレンの主な作用【酸素供給作用】
酸素供給作用
スクアレンが各種疾患に応用され、しかもその効果が極めて劇的な場合が多い。それは一体”何故だろうか”という疑問を持つ。
副腎皮膚ホルモンが劇的な効果を示すことがあるが、それにもよく似ている。この疑問を解明する鍵はスクアレンの持つ酸素供給作用を考えればうなずける。
空気不足(酸素不足)でクスぶり続けているストーブに空気を送り込むと、一変してストーブが勢いよく燃え出すことを経験する。”人間の体内で酸素不足を起こすことがしばしば起こり得るだろうか?酸素不足によって起こる病気にはどんなものがあるか?”
このことを考えることによって、スクアレンの広汎な応用と劇的効果が解明できるのではあるまいか。
スクアレンは消化器官を通して体内に吸収されると、スクアレンに変化し、この時体内の水分から水素が引き込まれ、酸素が発生すると考えられている。
この時発生した酸素は酸欠状態の細胞に送り込まれ、酸素の不足した状態を急速に改善し得る能力がある。細胞賦活はもちろんの事、細胞新生という生命の根源とも通じる最重要な働きをしてくれる。
人間が生きていく為には、食べたものが消化吸収され、燃焼をしてエネルギーを与え、最後には炭酸ガスと水になり、炭酸ガスは呼吸によって肺から放出される。食物が燃焼することは、とりもなおさず酸素の消費である。
食物は栄養としてある程度体内で蓄えることは出来るが、酸素と睡眠は備蓄が出来ない。 従って人間は数日間食べないでも死なないが、数分呼吸を止めると窒息死することになる。
肺から酸素を取り入れ、炭酸ガスを吐き出すガス交換を外呼吸と言い、取り入れた酸素が血液という酸素運搬屋によって、70兆という沢山の細胞の1つ一つに配給されなければならない。
細胞におけるガス交換を内呼吸という。問題はこの内呼吸で、内呼吸の如何は直ちに自分の命や健康に関係する。地球上には酸素がいっぱいあっても、自分の体の中で酸欠を起こすことになる。
⇒血液浄化作用に続く